ザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない! [by 森 時彦 (著)
ザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない! 森 時彦 ダイヤモンド社 2007-01-27 posted at 2007/02/04 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『人を動かすとは?』
大変なことですから
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☆気になったキーワード
『解ける形に変換する』 『コンテクスト』
『クリスタルシンキング』 『バットコップ』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『逆境を変えるには?』
慣性の法則が働いているので並大抵ではありません。
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『解けない問題を解ける形にする』
▼『コンテクストとは?』
▼『全体=>セグメントで』
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▼『解けない問題を解ける形にする』
本著の冒頭の部分で述べられているのが
「解けない問題を解ける形にする」ということ。
つまり、「やばい、儲からない(泣)」
と言っているとか
「上司が馬鹿でどうしようもない」と言っているだけでは
愚痴にしかならない、つまり「解けない問題」なのです。
では、どうするのか?
というと、一つ一つ細かいパーツに分けていきましょう。
その手法として、
○マインドマップ
○ゴールツリー
など様々な手法があるのですから。
考えておきたいのは、大きなテーマを漠然と考えるのではなく
「解決できるパーツ」にまで分解していくことです。
利益がでないのであれば、「利益=売上-経費」ですから
売上が少ないのか、経費が多いのか?どちらなのかを
考えるべき、という感じですね。
このときに・・・解決できるパーツまで落とし込むと同時に
「参加者の危機感」を演出する方法も考えていきたいのです。
なぜ?
危機感がない人は、例え解決できるパーツを見つけたとしても
「動かない」からなのです!
「あ、ここを直せばいいだな!」
と見つけることだけに満足しちゃって、あと放置プレイ(^^;;)
この点は、まるるちゃんも自己反省の部分でもあります。
なんせできてないことがたくさんありますから・・・
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▼『コンテクストとは?』
いきなり訳のわからんこと言葉ですんません(^^;;)
Wikipediaによればこんな感じ。
�http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88
つまり、言葉だけでやりとりされる、良い意味でも悪い意味でも
「表面」の意味だけではなく、裏にある背景などの意味のことですね。
日本人と欧米人の一番の差はここにあるのではと
本著は訴えているのではと思うのです。
日本人は、高コンテクスト文化。
「同じ釜の飯を食った仲間」というのは、それだけで連帯感がありますよね。
逆に欧米人は低コンテクスト文化。論理が正しければ
仲間内というよりも、論理に従って思考が働くように
マインドセットされていると思うのです。
そして、国別だけではなく、会社における「現場」と「スタッフ部門」
の間の差もここにあるのではないでしょうか?
現場は、当然高コンテクスト。
逆にスタッフ部門は多数の現場からあがってくるデータや報告書を元に
いろんな判断を下すことからも、どうしても「低コンテクスト」になります。
となると。。。。。この2つが協力することは
そのままの状態ではなかなか難しいわけですよね?
でも、そういう文化だということを知っていれば・・・・
いろんな対処法を思いつくはずです。
はい。。。コンテクストを共有するという「解ける課題」に
一つブレイクダウンできました!
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▼『全体=>セグメントで』
「いまある資源をなんとかして有効に活用しよう」
こう考えることは、よいことなのですが
逆にあだとなることもあります。
それは・・・新規ではなく、現状の逆境の状況を
カイゼンしようとするとき。
今までのやり方を変えずに、うまくいくとおもうことは
奇跡を願うようなものです。
入力を変えず、やる人も変わらないのに
アウトプットだけ変化することを望むのですからね。
よくありがちな話として本著にでてくるのが
・技術開発を先にして、その後で使い道=商品化を
考えてしまうやり方。
・営業に行く際に、会いに行きやすい人に会いに行く
というやり方。
どちらも、元々持っている資源から発想しています。
実は、そうではなくて、
全体=>入るべきセグメント
という見方をしないと、うまくいってないものを
変更することはとっても難しい!
営業であれば、お客様の会社もしくは部門全体で
購入していると推定されるものを一覧にして
どの部分の購入ジャンルを、自分たちの会社として攻めるのか?
ということを考えていかないといけないわけです。
まるるちゃんもそうなのですが
人は「慣性力」に支配されがち。
つまり今やっている行動を変えるには
その行動を続ける=慣性力、よりも
より高いエネルギーが必要なのです!
そのための視点として全体から見て、最適なところを捜す
というやり方を取っていかないといけませんね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『危機感の共有はエネルギーになる』
逆に持っていないと動かない。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
エネルギーがないと何にもやる気が起きない
そんなことてないですか?
夜になって疲れてくると、「ああ、これは明日に回そう」
とやってしまうのも、エネルギーがないからなんですよね(笑)
ということは、何かうまくいってないことがあっても
それを覆そうとするエネルギーがなければ
そのまま惰性で走り続けてしまうのです。
会社でも倒産間際になるまで、「え、そんなにヤバイとは知らなかった」
という話を往々にして聞きます。
これも、社長だけが一生懸命がんばっていて
メンバーに危機感の共有ができていなかったことが
原因の一つかもしれません。
中小零細企業の場合には
リーダーのエネルギーの容量が、そのまま組織のエネルギーの容量に
直結しますから、先頭に立ってひっぱっていっても
壊れないだけのエネルギーをまるるちゃんも
身につけたい!そんな風に思います。
そのエネルギーがあれば、組織の力も高めることが
できますからね。
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