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「話がわかりやすい!」と言われる技術 スケッチ・トーキング [by 麻生 けんたろう (著)]

2015-04-21
「話がわかりやすい!」と言われる技術 スケッチ・トーキング 「話がわかりやすい!」と言われる技術 スケッチ・トーキング
麻生 けんたろう大和書房 2012-05-19
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posted at 2015/04/21

 

☆気になったキーワード

『イメージさせる』 『共有』 『前提メッセージ』

 

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『相手に自分の話を引き込むにはどうしたらよいですか?』
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『言葉の意味よりもイメージの共有が大事』
▼『思考と感情のハイブリッドで ~「君の話は疲れる」と言われないために』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼『言葉の意味よりもイメージの共有が大事』
いろんな方々と日常的に話をする機会が多いですが、
話がうまい!!!と心の底から唸ってしまう人がいます。

例えば、話をすることを職業とする方々をイメージすると、
どんな人たちがいるでしょうか?

アナウンサー、芸人、作家などなど。

そういえば、私が子どもだった頃、ラジオを聴く場面が多い時代。
受験勉強をするという名目で、深夜のラジオに夢中だったことを
思い出します。

言葉だけで人を夢中にさせるって、スゴイことです。

あまり意識していなかったのですが、
話の上手な人たちに共通するものをこの本でズバッと説明されていて
なるほど!と納得しました。

それは、聞き手にイメージさせる力があるということ。

絵を見せながら話をすると、あまり説明をしなくても
相手が理解しやすいですよね。

絵がなくても、相手に理解してもらうためには、
頭の中に絵を描く、このことが大事だということを再認識しました。
– – – – – – – – – – – – – – – – – –
▼『思考と感情のハイブリッドで ~「君の話は疲れる」と言われないために』
話の上手い人は「相手にイメージさせる力」があると前回ご紹介しました。

では、イメージさせるためになんでも理路整然と話をすればいいのか?

本書の中で紹介されていた例を取り上げます。
目の前にある1リットルの水が入っているペットボトルのことを
話をするとします。

「長テーブルの上に、1リットルのペットボトルがあります。
中には無色透明の液体。表面には小さな気泡が見えてきます。

部屋の中心に設置された長テーブルは幅180cm、奥行き60cm、
高さ90cm・・・」

などと話をとつとつと展開していくと、マジメな聞き手は
頭の中にイメージを描いていくでしょう。

でもこの調子で続いていくと「無機質」、「理屈っぽい」「疲れる」と
言われかねません。

相手を楽しませながら、自分の伝えたい内容を理解してもらうためには
感情のスケッチも取り込むとよいとのこと。

具体的には、五感に響きやすい言葉(音、匂い、肌触りを感じられる言葉)
を話に交ぜていくとよいということですよ。

このことについては私自身も苦手なところと自覚していますので、
参考になりました。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『スクラップ帳を作ってみよう』

言葉の引き出しを多くしたいから
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

今回ご紹介した本の中でのコラムで、
電話の話題が取り上げられていました。

今は携帯電話が普及しているので、話をしたい相手に
直接話すことができます。

それよりずっと前、携帯が出回る以前の頃。

例えば、友人や恋人と話をしたいときには、家の電話をかける。
誰が出るのかわからない。
ドキドキしつつ、事前にシミュレーションしてから
受話器を握っていた経験が書かれていました。
私も共感する部分があって、ちょっと懐かしく思いました。

また、携帯はいつでも、どこでもかけることができるので、
相手に対する気遣い、心遣いがちょっとおそろかになったりする
きらいがあります。
挨拶や相手の状況をろくに確認せず、いきなり用件を切り出すとか。

携帯の便利さや良さを理解しつつも、電話をするときの
相手に対する思いやりを心がけようと思ったのでした~。

「話がわかりやすい!」と言われる技術 スケッチ・トーキング
「話がわかりやすい!」と言われる技術 スケッチ・トーキング

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