仕事のムダを削る技術 [by こばやしただあき(著) ]
仕事のムダを削る技術 (ソフトバンク新書) こばやし ただあき ソフトバンククリエイティブ 2012-01-19 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『自分の時間を確保したかったら』
ゆとりをもとう
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☆気になったキーワード
『余裕』 『八人までのプレゼンはiPadで』
『メールは検索をする』 『リマンダーを活用しよう』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『4時間で働けるようになるには、どの位かかるのでしょうか』
余裕がでたら、更に仕事をしたいと思う?
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『「ムダな仕事をしない」』
▼『「仕事を仕分ける」』
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▼『「ムダな仕事をしない」』
この本の著者は、フリーランスでウェブコンサルタントをしており、
読者数1万人を超えるメルマガ「知識をチカラに!」を発行されている
こばやしただあきさんです。
一言でいえば、
毎日12時間働いていた労働時間を4時間に短縮するということ。
これはすごいですよね。
本書を読んで感じたのは、おおきくわけて、3つあるなと思いました。
一つ目は、「ムダな仕事をしない」
2つ目は、「仕事を仕分ける」
3つ目は、「マルチタスクする」
一つ目の「ムダな仕事をしない」ということは、
読んでのごとく、利益につながらない、目標達成にならない仕事は一切
やらないという意味です。
この話を聞いただけで、誰でもわかるはずなのですが、
なかなかうまくいきませんよね。
本書によれば、
ムダな仕事をしない六つのステップ(本書29、30ページ)
1.短時間で仕事を終わらせると決める【決める】
2.一日の仕事を観察し、仕分ける【仕分ける】
3.やるべき仕事を絞る【絞る】
4.同時進行で仕事を行う【マルチタスク】
5.仕組みをつくり改善を継続して効率を上げる【仕組み】
6.他人との時間を有益にする【協力】
一見簡単なそうに見えるけど、実はそうじゃない。
重要なのはまず「やる」と決めることです。(本書36ページ)
できるかどうかではなく、やる。
やると決めたら、あとはやり方を工夫するだけです。
「できない」と考える前に「どうしたらできるようになるか」と
考えるのです。
そうすれば、
ムダを省けば、ムダを削れることができれば、
どなたでも、余裕を持って決断ができ
自分のビジネス遂行が着実にできる
という訳です。
さて3つ目の「マルチタスク」
コンピュータの世界でマルチタスクと聞けば、どうしても、
シングルタスクだと、逐次処理が行われるため、
Input/Output待ちが発生するから、ダメやなーということ。
とにかく、大量のタスクを時分割して、あたかも並列処理が
されているように自分のアウトプットを出すと言うことになります。
ここ、ふつうにやってしまうと
どれも中途半端で成果がでないということになってしまいますので
ぜひ本著でそのネタを確認してみてくださいね。
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▼『「仕事を仕分ける」』
本書は、タイトルの通り、「ムダな仕事をしない」ためには、
どうしたらよいかが集約されており、前回にて紹介しました。
今日は、著者が考える「仕事を仕分ける」を紹介しますね。
本書によると、(59ページ)
1.短期的な利益への貢献度
2.今の仕事、過去の仕事、未来のための仕事のバランス
3.ミッションやビジョンとの親和性
と定義し、それぞれ詳しく説明されております。
要は、「本当にやらなければいけない仕事を見極めればよい」
ということになります。
あとは、
会社やチームのビジョンや目標に合った仕事をする(70ページ)
ということになります。
言い換えれば、「客様に貢献できること」やら、あなた自身の
「ミッション」に関係している仕事は残すが、
その仕事は削ることが大切になるのではないでしょうか。
また、その過程で
2分でできることは優先順位に関係なくすぐやる(81ページ)
きっかりと「2分で」というのではないけれど、例えば10分間以上
かかるようであれば、すぐにしないで、タスクとして予定に組み込む
工夫は必要であると書いてあります。
その上で念頭に置いておくべきコトは「修正」。
仕事に「修正」はつきものです。だから、最初から「完璧」を目指す
よりも、途中に修正のプロセスが入ることを織り込んで進めたほうが、
結果的には完成度の高いものに仕上がることが多いわけです。
即ち、8割完成を3回繰り返すことを行うような感覚です。
最後に、もう一つ追加したいポイントとして、
仕組みをつくって改善する(125ページ)
著者の考えでは、
仕組みとは、「機能」を「繰り返しできる」ためのやり方だと、
いうのですが、
私の感覚では、誰がいつしても、同じ結果がでるということから
定型業務と考えたほうがよいかなと思います。
つまり、定型業務をルール化することで、
スピードアップを目指す訳です。。。
どんなことでも「考えずにできる」ということは
その分だけ成果があがりますからね。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『「ムダ」は外にないかと常に考えてみよう』
余裕をもちたい。余裕は質の向上を生む
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
こばやしさんは、現在フリーランスですが、
大学を卒業した後、10年間IT系企業の会社員として
働いたことがあるといいます。
もしも会社員の経験がなければ、
本書の終わりによく出てくるような
メールの使用方法、iPadの使用方法やら、
改善のためのチェックシートやら
がなかったのではないかと思いますね。
私もメーカーで働いた後で今の仕事をさせていただいてますが
どんな経験でも無駄になることはない
ということを常に思いますね。
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