ワークライフ“アンバランス”の仕事力 [by 田島 弓子 (著) ]
ワークライフ“アンバランス”の仕事力 田島 弓子 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-11-19 posted at 2009/02/08 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『仕事に【はまって】いますか?』
YESでもNoであっても
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『一皮むけた自分』 『キャリアの軸』
『目の前の仕事を完璧に』 『人交力』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『働いて働いてもいいんですか?』
昨今の風潮と逆ですから
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『ワークライフ・バランスはひとりひとり違う』
▼『キャリアプランの落とし穴-今知っていることがすべてか?』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『ワークライフ・バランスはひとりひとり違う』
ワークライフ・バランスという言葉が
世間に出てくるようになったのはここ数年でしょうか?
会社、特に大手企業であれば
「残業のしすぎはいけません」と残業規制が入ったり
#景気が悪くなると別の理由もありそうですが(^^;;)
にもかかわらず、仕事の量は減らないので
規制をいかにかいくぐるのか?という泣けてきそうな
笑い話があったりもするわけですが・・
本著で田島さんが指摘しているのは
「ワーク50%、ライフ50%」という一律的な
考えはおかしいということ。
人によっては、ライフが多くてもいいでしょうし
逆にワークが多くてもいいはずです。
そのバランスが自分にとって適切で「快」なものであれば
いいのですから。
では、そのバランスってどうやって探します?
ええ、いったん「極端」に振ってみるのが一番早いのです。
自分にとってどこがバランスがいいかわからないのですから
ちまちまと数字を変えていても、いつまでたっても
見つかりませんから、極端に偏らせてみましょう。
多くの人の人生の大部分を占めるであろう「仕事」
ここで、ある時期、極端に働いてみて
自分が100%ワークの人じゃないと思えば
その数字を段階的に減らしていって見るのも
よいのではないでしょうか。
その結果、「均衡点」とおもわれる
自分にとってのバランスの良いところが見つかるはずだと
思っていれば、それまでの苦労は苦しくはないと思うのです。
でも・・・均衡点を見つけるためには
「仕事」として自分がどんなキャリアを積めばいいんだろう?
どの仕事が自分にとって一番適しているだろうか?
ということも同時に探さないといけません。
自分にとって向いていない仕事で時間を投下しても
自分にとって良いバランスになるとは限らないのですからね。
そのためにどうするのか?と考えると。。。。
- – – – – – – – – – – – – – – – – –
▼『キャリアプランの落とし穴-今知っていることがすべてか?』
キャリアプランをちゃんと考えましょう。
こんなCMを見たことがあるかもしれません。
テレビに限らず、ネットのバナー広告でも
「いま、あなたのしている仕事はキャリアをちゃんと
考えて選んでいますか?」とね。
えーと、ごめんなさい。キャリアのこと
全然考えずに、就職しました。
という人間がここにいます(汗)
本著でも田島さんが書かれていることに
「やりたい仕事」というのは、最初に決めておくものではなく、
実際に働いて、その経験と実績の中から「生まれて」くる
ものではないでしょうか。
と。
そう、「○○」をしたいと思っても
それ以上にやりたい「△△」のことを実は知らないだけ
かもしれないのです。
「○○」という仕事に全力で取り組んで
はじめて、知る世界というものがあります。
子供の頃になりたい夢は?と考えたとき
プロ野球選手とかは思いついたかもしれませんが
投資銀行の銀行マンなんて私が子供の頃には思いつきも
しなかったでしょう。
ましては、今私がかかわっている仕事の形態なんて・・・
ITが全くない時期なのですから
想定するキャリアプランにあるわけもありません。
でも、その時々に与えられた環境であったり
仕事やまわりとの人間関係において
全力投球で関わってきたからこそ、導き出された道に
今進んでいるのではないかと思うのです。
だからこそ、今が決してゴールなのではなく
今現在できることで、周りの方々に最大限で関わっていくことで
また新しい道筋が見えてくる!
そんな風に思って日々の活動をしていきたいなと
思っています。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『やっぱりアンバランスにいこう』
だって好きなんだもの
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
本著のタイトルをネットで始めて見たときに
それだけで、「おお」と思いました。
わたしは、「労働」としての仕事は
それほどしていない部類に入る恵まれた環境に
今はいるとおもいますが、
「仕事」という意味に関しては、ほぼ全力投球だからです。
ええ、家族から怒られるくらいに(^^;;)
人は、楽しいことに関しては我を忘れると言いますが
昔はそれが、勉強であったり
部活であったりいろいろだったのですが
今は、現在やっている仕事のことを考えるのが
非常に楽しいからこそ、「はまって」しまっているのだと
思います。
もちろん、うまくいくかどうか。
これは非常に関係があるのではとおもいます。
小さくても成功体験を積み重ねていくことができる
道筋であってはじめて人は「はまる」ことができるのでは
ないでしょうか。
だって、、、いつまでたっても成果がでない道は
真っ暗で。。。自分をどこまで信じることができるか
というポイントと孤独な戦いを強いられますからね。
でも、どんなことであれ「はまる」ことができる
幸せは小さいながらも大切にしていきたいと思います。
関連記事:
仕事術の関連記事
- 最新版 飛び込みなしで「新規顧客」がドンドン押し寄せる「展示会営業」術[by 清永健一 (著)]
- グーグル検索だけでお金持ちになる方法-貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略[by 午堂 登紀雄 (著)]
- 図解 究極の判断力を身につける インバスケット思考[by 鳥原 隆志 (著)]
- 起業1年目の教科書 [by 今井 孝 (著)]
- 「話がわかりやすい!」と言われる技術 スケッチ・トーキング [by 麻生 けんたろう (著)]
- 「苦手な人」ともラクに話せるコミュニケーション術[by 能町 光香(著) ]
- たった5秒思考のムダを捨てるだけで、仕事の9割はうまくいく[by 鳥原 隆志(著) ]
- ノーリスクで儲かる仕組みをつくる「コラボ」の教科書 [by 鳥内 浩一 (著) ]
- 社長復活 [by 板倉 雄一郎 (著)]
- エグゼクティブ秘書が教える一流の仕事術 ボスを支える20のミッション[by 能町 光香(著)]
- 一生食っていくための「士業」の営業術[by 原 尚美(著)]
- 1日5分ミニノート仕事術:仕事のゴチャゴチャが解決するシンプルな仕組み[by 山崎 城二(著)]
- なぜあの先輩MRは仕事が早くて楽しそうなのか?[by 池上 文尋(著)]
- 人見知りのための沈黙営業術[by 松橋 良紀(著)]
- 10倍ラクするスマートフォン仕事術 ~シンプルで効率的なiPhone・Androidの使い方[by こばやし ただあき (著)]
- 「聞き上手」はなぜ給料が高いのか
- 中村貞裕式 ミーハー仕事術 [by 中村貞裕 (著) ]
- 人たらしの流儀 [by 佐藤 優 (著) ]
- しつもん仕事術
- 人を動かす人柄力が3倍になるインバスケット思考 [by 鳥原 隆志 (著)]