売れた!売れた!「お客様の声」で売れました! [by 秋武 政道 (著)]
売れた!売れた!「お客様の声」で売れました!―極貧会社を激変させた「魔法のシート」活用法 秋武 政道 大和出版 2007-10 posted at 2007/11/11 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『お客様の声ってそんなに効くの?』
ということは一般的に言われていますが
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☆気になったキーワード
『社員のモチベーション』 『クレームとお褒めの言葉』
『基本フォーマット』 『全員が目を通す』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『どうやってお客様の声をうまく集めるのでしょうか?』
やり方があるはず。
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『まず、大切なのは「クレーム」?「お褒めの言葉」?』
▼『成功の秘訣は「基本フォーマット」にあり。』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『まず、大切なのは「クレーム」?「お褒めの言葉」?』
レストランとか、何かの施設を利用したりすると
最後に「アンケート」を書いて下さいといわれたこと
ありませんか?
もしくは言われなくても、机の上にメモやアンケート用紙が
あって、それにかけるようになっていたりするかもしれません。
そんなときに、どんなことが書いてあるか?というと・・・
「お客様の声をお聞かせ下さい」であるとか
「気がついたことを書いて下さい」
であったりしませんか?
で、こう書いてあると、大体の場合集まってくるモノは・・・
お客さんが気になったことが多くなったりします。
つまり、「クレーム」に発展する可能性があることであったり
実際にクレームになってしまったり・・・。
お客さんとしては、面と向かってはいいづらいことを
紙に書いて渡して帰る。そんなことが現場では起こっている。
そうなると。。。受け取ったお店の現場で働いている人たちは・・・
「おもしろくないですよね」(^^;;)
実際、クレームというモノは、それを指摘してもらうことで
改善につながるので、とっても貴重な声であるのは事実。
とっても大事なモノです。
ただ、それはあくまで「お店を良くする」という視点から
見た場合であり、それを運営している社員さん・従業員さんや
会社のメンバーの気持ちが萎えてしまう結果を導くようでは
いけないのです。
本著で書かれているように、受け止める会社側と
お客様の側が「和気あいあいと、楽しくなる関係」を
築いた上で、ここを変えるともっと良くなるよ!という
クレームをいただくのが、本当にあるべき姿なのではないでしょうか。
そうじゃないと、せっかくの「金言」が
会社やお店を良くする前に、そのための活動ができるだけの
テンションと体力がなくなってしまいます。
ですから、「お客様の声」を集めるやり方としては
お客様とのコミュニケーションをとれるような体制作りをする。
そしてある意味「ラポール」と呼ばれる信頼関係を
つくりあげてから「クレーム」が役に立つという順番を
認識しておかないといけませんね。
リーダーや経営者の役割は「良い循環」を
創り出すことにあるはずですから。
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▼『成功の秘訣は「基本フォーマット」にあり。』
さて、「お客様との楽しいコミュニケーション」を創り出す!
といっても、普通のアンケートにしてしまっては
「厳しいご意見」ばかり集まってしまう
そんなことになってしまうかもしれません。
そこで著者の秋武さんにお聞きすると・・・
お客様の声を集める基本は「アナログ」
そして、成功の秘訣は基本フォーマットにあり!
とおっしゃるのです。
この、基本フォーマットとは・・・
最初にお客様の声を集めるときには
「応援してくださるお客様の声」を集めたいわけですから
○「感想文」を書いていただきたい
タイトルは「アンケート」ではいけない。
○「応援してください」と正直にお願いするような
依頼文にする
これとっても大事ですね。
でも、漠然と「応援してください」では
書くことを依頼されたお客さんの側が困ってしまいます。
ある程度「何について書いて欲しいか」が明確に
なっているかどうか?というのは「書くまでの心理的障壁」
を減らすために必要ですからね。
秋武さんがおっしゃるのは
他社と比べていいところを言ってもらえるような依頼文をつくる
というのです
なるほど。応援をしてもらう言葉が
そのまま「自社の強み」を表す言葉になるのですね。
すると、自分たち社員やメンバーが
やっていることに自信を持てますし、
そのまま強みとして、新しいお客様に訴えていくことができる。
とっても強い言葉になりますね!
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『まずは、「応援していただける仕組み」をつくる』
最終的な目的を持っているからこそ
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
クレームは大切なお客様の声だ。
確かにその通りですし、その言葉をおっしゃっていただいた
おかげで、自分たちのサービスをよりよくしていくことが
できるようになった事例はたくさんあります。
ただし・・・クレームを受け止める側も人間。
ここを忘れてはいけません。
機械がクレームを受け止めるのであれば
感情がはいりませんから、全く問題がないのですが
人がクレームを受けると・・・・
どうしても感情が「ネガティブ」にふれてしまいます。
クレーム事項が少なく、応援してもらうポジティブな
プレゼントが多ければ、トータルとして問題なく進んでいきますが
これがクレームばかりであれば・・・
気持ちが萎えてしまって、結果的にマイナスのスパイラルに
入っていきますからね。
せっかく「プラスのスパイラル」に入ることを
目的として行った、お客様の声を集めるという行動によって。。。。
最終的な目的を見誤らないようにしないといけない
わかりやすい例かな~と思った次第です。
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