デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術 [by 徳力 基彦 (著)
デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術 徳力 基彦 二見書房 2007-04 posted at 2007/08/06 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『仕事の効率を上げたいな。』
その分やりたいことをやるために
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『仕事に対する価値観』 『「小さいこと」はすばらしい』
『緊急性の低い』 『集団』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『自分の生み出したモノをより活かすには?』
すると時間あたりの単価は高くなりますから
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『「小さいこと」はすばらしいことだ』
▼『自分の頭の中にあるモノを信頼できるシステムに落とす』
▼『「考え」を書くことで情報を消化する』
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▼『「小さいこと」はすばらしいことだ』
先日、東海道・山陽新幹線に「N700系」という
新しい新幹線がデビューしました。
そのときのプレスリリースを見て、JR東海のWebページを
チェックしていたときに
「平成21年に新幹線内で無線LAN開始予定」
という記事を見つけました。
んー。まだだいぶ先だな~平成21年なんて
と思っていましたが、実は・・今年は平成19年。
最近西暦で考える癖がついていたので、気がついてませんでした。
まさに「デジタル」でどこでも仕事が出来る時代に
なりつつありますね。
今でも携帯電話経由のインターネットならばほぼどこでも
つながりますし。
そんな時代。どこでもビジネスができるということは
これまでの概念の「大きいことはいいことだ」というのは
必ずしも当てはまらなくなってきています。
まるるちゃんも上場企業に勤めていた経験がありますから
わかりますが、大きいことの一番良いところは「安心感」
を感じられると言うこと。
「倒産するかも」「事業をやめないといけないかも」という
不安はほとんどみじんもよぎりませんからね。
でも・・・逆に言うと大きいと言うことは全体が見えませんから
自分たちの知らないところで「崩壊」の序曲が始まっているかもしれない
そう思うように最近はなりました。
実は、企業の規模だけでなくこれは仕事のやり方でも同じ。
見通せる大きさの仕事に「分割する能力」があるかないか?
というのはとっても大きなことです。
英語では「チャンク」というそうですが
自分が一口で食べられる=消化・対応できる大きさに
切り分けてこなしていく仕事術を実行できれば
常に「成功の達成感」もえられますし
間違えのない仕事ができていくのではないかと思います。
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▼『自分の頭の中にあるモノを信頼できるシステムに落とす』
このキーワードを本の中で見つけたときに・・
若年性の健忘症という噂の強いまるるちゃんには
「おお!!」と感動しました(笑)
何かアイデアを思いついたり、「あ、これやらないとな~」
と言うことが頭にあっても・・・
5分くらいすると霧のように消えてしまう。
そして・・・思い出すときに
とっても「ストレス」がかかってしまうのです。
わ・わかります(笑)
このときの「信頼できるシステム」というのは
手帳であっても、パソコンであってもなんでもOK。
「あなたが信頼できる」ものにすべて一旦落とし込んで
しまおうということです。
以前に【エンビジ】で取り上げた「スピードハックス」でも
まるるちゃんが書かせてもらいましたが
項目が細かくなっていると言うことは
すぐに達成できる形になっている。
するとどんどん項目が入れ替わっていくので
「次に何をやらないといけないのだ?」
ということをいちいち考えなくて良くなります。
記憶を思い出すストレスをなくして
さらに次に何をやらないといけないのだ?と考える時間ロスを
なくすと・・・最終的にかなりの効率アップにつながると
思いません?
このときに「信頼できるシステム」として
なにをつかう?というのは悩みますよね。
リスト化という意味ではやっぱりパソコンが便利?
とも思いますが、思いついたときに「さっ」と取り出せないのは不便。
するとメモか?とも思いますが
これを持ち歩くのは面倒・・・
といつもここでまるるちゃんは止まってしまっていましたが
自分を変える意味でも本著の勢いを借りて
前進してみたいと思います。。。。!
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▼『「考え」を書くことで情報を消化する』
昔に比べて、簡単に情報収集ができるようになりました。
今朝なんて「警視総監」というキーワードが気になって
Wikipediaを見始めてしまったら・・・
どんどんリンクをたどってしまって
「こち亀」の両さんの記事まで読み込んでしまいました(^^;;)
これではいけません。
情報を「何のためにインプットするのか?」
ということを考えないと
情報のインプットが単なる「暇つぶし」になってしまうのです。
本当はつぶす「暇」なんてないはずなのに・・・
#気分転換ならともかくとして
目的は自分の「アウトプット」を生むための
インプットですね?
ということは・・・インプットを自分のフィルターを
通して消化する必要があるのです。
そのために、徳力さんがお勧めしているのは
「ブログを書く」という行為。
自分の情報分析力、考える力を鍛えるツールとして
「自分の言葉で書く」ということがとっても大事なのです。
書いてみたことがある方はわかるとおもうのですが
インプットした情報をそのまま横流しすることと
自分の言葉で置き換えて消化することは
比較にならないほど大変さが違います。
特に、ブログだったらデジタルツールですから
そのまま横流しするだけなら、コピペですからね(^^;;)
大変さが比較にならないほどだからこそ
逆に「力」がどんどん鍛えられていくのです。
徳力さんは「ブログ」をお勧めになっていますが
実は「メルマガ」でも同じことができます。
まるるちゃんが書いている【エンビジ】は
目次の羅列とかそう言うことを一切しないのは
できるだけ「まるるちゃんフィルター」を通した言葉で
アウトプットしたい!そんな風に思っているからです。
一旦アウトプットした言葉は
その詳細な内容を顕在意識から忘れてしまったとしても
潜在意識ではちゃんと覚えているのではないかと
思うのです。
ですから、たとえ出展を忘れてもそのエッセンスは
自分の内部に蓄積されていく。
その結果、自分の行動がかわっていく!
この繰り返しの積み重ねが、自分自身の厚みを
増していくことにつながっていくのではないかと思います。。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『自分のフィルターを通す』
それによって濾し取られたモノが残る。
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ほんと、情報が氾濫する時代になりました。
まるるちゃんは、普段テレビを見ない生活をしていますが
それでも、流れ込む情報におぼれてしまいそうに
なっています(^^;;)
逆にそういう状態になったから
必然的に「本能」でいるものといらないものを
選択しているかもしれません。
ですが、まだまだ絞り切れていないのが
メール(^^;;)
元来のメール中毒なのか、メールソフトが立ち上がっている時間が
結構長い気がします。
これをもっともっと下げることによって
「受動」ではない「能動」の時間を増やしていくことを
考えないといけない。
そんな風に本著を読んでいて思いました。。。。
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