スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術 [by 大橋 悦夫 (著), 佐々木 正悟 (著)
スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術 大橋 悦夫 佐々木 正悟 日本実業出版社 2007-01-31 posted at 2007/05/26 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『効率を上げるには?』
どうしてもだらけてしまいます・・・
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『仕組みとやる気』 『作業記録』
『細分化』 『アイドルタイムを減らす』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『日々の効率を1%でも高めるには?』
1%は大きいです。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『「取りかかる」気持ちをおこす』
▼『やる気を引き出す-項目の出入りを激しく』
▼『習慣の力-とにかく1ヶ月は続けてみる』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『「取りかかる」気持ちをおこす』
さ~て、○○をやらないとな。
と思って取りかかろうとしても
やろうとすることが「大きすぎて」取りかかる前から
気持ちが減退するって事ありませんか?
まるるちゃんはよくあります。
現在進行形です(^^;;)
「手間がかかって」「ややこしそうだし」・・・
と心の中でいろんな言い訳をしながら、究極のワザを
繰り出しちゃうのです。
そう、【後回し】というワザを(泣)
スタートしないことには
すべてのことは始まらないのですから、
「取りかかろう」という気持ちを起こすことが
とっても重要。
そのためには・・・
1つめの武器が
「手頃な大きさに切り分ける」
ことが武器になります。
一つ一つの大きさが大きくて
やる気を失ってしまうわけですから・・・
それを打破するために、一口サイズに切り分けてしまうことが
いいんです。
本著で紹介されているもう一つの武器は
「チェック済みにしてしまう」
ということ。
???
この文章だけではわかりませんね(^^;;)
これは、できないままほったらかしになっている
常連タスクに「終わりましたよ」のサインとして
チェックをつけた状態でおいておくのです。
本来は。。。終わってないわけです。
でも表示上は終わっていることになっています・・・
この状態を見ると、人は「認知的不協和」を
起こします。
目から入ってくる情報と、頭にある情報が
一致しないために「気持ち悪くなる」のです。。
この「認知的不協和」が起こると
人は「一致させたい!」という欲求が湧いてきて・・・・
そのためには、本当にタスクを終わらせないといけない1
だからこそ、作業をやる気が発生してくる。
心理学的に、とっても正しい気がします~。
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▼『やる気を引き出す-項目の出入りを激しく』
さて、その細分化によって
「取りかかる」気持ちを引き出したとしたら
次は。。。引き続きやり続けるための
「やる気」を生み出さないといけません。
まるるちゃんも実際にやってとっても効果があったが
本著に薦められてる「他人に公表すること」。
「○○をします!」と宣言してしまうわけです。
この宣言をすると・・・・公約として
発表したも同じですから、できないということは
とっても「恥ずかしい」ことになります。
ほんと、恥ずかしいのがいやだから
達成するまでがんばり続けます(笑)
【エンビジ】を発行するときも
だします!と宣言してから・・・ださないという選択肢は
ありませんでした(笑)
おかげで、「めんどくさい」とかいう気持ちになる暇も
なく、思いつく限りの手を尽くして
おかげさまでなんとか創刊!することができたのです。
それだけの「エネルギー」をやる気に与えてくれるのが
「公言する」こと!
ただ、そればかりだと
大きな目標に取り組むには手強いですから
さきほどの細分化を追求します。
そのときに・・・・タスクリストは
常に項目が入れ替わってほしいのです。
項目が次々と出入りが激しいと言うことは
何らかの事が終わっている。そして
次の新しいステップに進んでいるという意味ですから
「達成した」という達成感のガソリン
「次に進んでいる」という充実感のガソリン
が供給されて、どんどん先に進んでいけますからね。
書いていて、だんだんやる気が出てきました(笑)
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▼『習慣の力-とにかく1ヶ月は続けてみる』
さて「やる気」がでなくても
実は出来る行動ってあるのです。。
それが「習慣」。
よい意味でも悪い意味でも「習慣」になってしまって
いることは、エネルギーを使わずに
できてしまうのでは?
エネルギーがいらないので、
動き出すことを考えるまでもなく
体の方が反応してしまう。それが「習慣」かな~と。
ですから、何かあなたが新しいことを
したいのであれば、それを「習慣」にしてしまう
方法を考えればいいのです。
といってもそれができない、つらいから「習慣」に
ならないんだよね~という声が聞こえてきそうですが(爆)
そこで、、最初にがんばってほしいのは
「とにかく1ヶ月」は続けてみるということが
本著に書かれています。
まるるちゃんが聞いたのは「21日間」というのも
ありますが、この程度の期間続けることができると
一旦、さぼってしまってもまた復活するのが
可能なのではないでしょうか。
逆にここまで続かないと定着しないというのもある気がします。
「習慣」になるということは
その行動の「手続き的記憶」を持つことに加えて
「自動化」するという行為が行われます。
これを心理学的な概念として「ロボット」という造語が
あるそうなのですが、「ロボット」ができるまで
がんばりましょう~ということかなと。
でも。。。単に続けるだけではなかなか・・・
という話もあると思うので
本著にあった「目安」として使えるな~と
思ったことを一つ紹介します。
それは、スタートするときに「今何ができないのか」を
記録しておくこと。
そして「何が出来るようになったか」を確認して
「できなかったこと」と比較することをしてみてください。
自分の手足で行動の成果を確かめていければ・・・
駄目ならばやめればいいですし、よさそうなら
続けて習慣にしてしまう。
その繰り返しをしていくと、どんどん改善していきますから!
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『細分化・細分化』
細かいなら「パクッ」と一口で食べられる
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
富士山を切り崩すにはダンプカー何台が必要か?
というテーマを聞いたことがありますか。
元々は某コンサルティンググループの試験課題でも
あったのかもしれませんが、
今回の細分化という視点で考えてみると
例え富士山であっても、毎回毎回ダンプカーで
土を運び出せばいつかは無くしてしまうことができるのです。
でも、その1回1回が大きなものであったら・・・
とりかかるのがおっくうですよね。
逆に、片手間でもできてしまいそうなくらい
小さなものであったら・・・
「ひょい、ひょい」と作業をこなしていくことが出来るかも
しれません。
人は、嫌なものはなるべく見たくないし
行動にも取りかかろうとしないと思います。
できれば、やらないままですませられればいいと(笑)
でも・・・「じゃあ、いつかまとめてやるよ」と言う日は
残念ながら実行されません(笑)
少しづつこなしていく「細分化」を常に
まるるちゃんの念頭に置いておきたいと思います。
自分への・・言葉として!
話は変わって、今回の【エンビジ】では取り上げませんでしたが
本著では、重要な概念として「作業時間を記録しておく」
というのがあります。
感覚ではなく、実際の時間を記録しておくことで
効率性や、未来への修正点などをすぐに計ることができるというもので
共著者のひとりの大橋さんがされています。
まるるちゃんは。。。そこまで厳密には
まだできないな~と思ったので、紹介しませんでしたが
とってもおもしろい考え方だと思います!
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