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国税調査官は見た「なぜ、あの社長の会社は儲かるのか」 [by 大村 大次郎 (著)

2007-03-25
国税調査官は見た「なぜ、あの社長の会社は儲かるのか」 国税調査官は見た「なぜ、あの社長の会社は儲かるのか」
大村 大次郎

グラフ社 2007-02
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posted at 2007/03/23

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『国税の立場から見ると・・・』

   どういう風に判断している?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『社長の条件』   『経理』

 『社長のサイフ』   『初めての税務調査』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『反面教師にすることは?』
                              
   こういうことはやめよう
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『脱税は無精者』
 ▼『社長のサイフは要注意』
 ▼『初めての税務調査が分岐点』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『脱税は無精者』
  元国税の調査官の立場から見て
  「脱税をするような社長は無精者だ」と著者はおっしゃいます。

  なぜか???

  これは、脱税と節税の違いからくるものです。

  脱税は、法律に違反して税金を逃れること。
  節税は、法律を満たす状態で健全に税金を少なくすること。

  これ、どっちが楽だと思います?

  そうです「脱税」の方が「節税」よりも手間がかからないのです。

  「節税」をするためには、法律を調べて
  その法律に則る形でいろんな準備や手間が必要な場合が
  あります。

  その手間を惜しんで、「脱税」に走ってしまうので
  無精者なんですね。

  たとえば。。。決算期間近になって
  急に外注費が増える。
  または現金を使った支払いがなぜかごろごろとでてくる。

  怪しいのですよ(笑)
  浮気をした人が、急に挙動不審になるように(爆)

  伸びる会社と沈む会社の違いもここにあるのではないかと
  本著に述べられています。

  つまり、ちゃんと準備して「節税」できるかいしゃと
  その手間さえも惜しむ会社。

  会社の組織のメンタリティとして
  ビジネスに取り組む姿勢と同じではないでしょうか?

  稼ぐだけ稼いで、節税する時間もないから
  ちゃんと納税するというのならばましですが
  そこで脱税しちゃうようではイカン!ということですね。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『社長のサイフは要注意』
  ギクっとしました?(^^;;)

  これは・・社長のサイフが盗まれるかどうかを
  心配しなさいということは・・・

  もちろんありません。

  会社のサイフと社長のサイフが一緒になっていないか?
  このあたりをちゃんと注意しなさいということです。

  なぜか・・・

  例えば借り入れ。
  社長からの借り入れが会社にある場合。

  本来なら、会社という法人として借りるべきお金を 
  社長がもしかしているのであれば、それは
  会社が「公的に借入するだけの信用」がないということですね。

  社長が消費者金融からお金を借りて 
  それを会社に貸し付けているとしたら、かなり絶望的です(^^;;)

  逆に「貸し付け」。
  社長に対して会社から貸し付けがあるなどというのは
  言語道断。

  社長が公私をうやむやにしている象徴みたいなものですからね。

  税務署からすると、そういう会社はねらい目みたいです。

  叩けばホコリがでてくるからなんでしょうね。
  怖い怖い(笑)

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『初めての税務調査が分岐点』
  さて、会社を設立したばかりの頃には
  当然ながら税務署様はやってきません。

  これは会社によって全然違うのですが
  おおむね設立後数年たってから調査がくることが
  多いそうです。

  この、税務調査があったときが
  その会社にとってこれから伸びていくか沈んでいくかの
  分岐点であると言います。

  というのは・・・・

  一般的に創業直後の会社にとって
  一番大事なことは何か?といえば・・・

    売上をあげて、利益を獲得する

  これに尽きますよね?

  会社が存続しないことには
  何があっても意味がないですから。

 
  ですから、逆に大目的に直接関係しないこと 
  例えば社内のチェック体制の整備などは
  どうしても遅れがちになります。

  それが、税務調査が入るといろいろと
  税務面からですが、指摘されることによって
  自社の立ち後れている面が明確になるのです。

  そして、一般的にはある程度(もしかしたら結構な)
  追徴が発生します。

  それに対して、体制を立て直せるかどうかが
  伸びていく会社かどうかの分かれ目になるんですね。

  次回の税務調査でも同じようなことを指摘されるようでは
  ・・・先行きがあやしいです(^^;;)

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『チェックされたことはすぐに直せるようにする』
                              
   そのエネルギーもパワーになる
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 ちょうど確定申告の時期で
 税に対する関心も高くなる頃ですね。

 まるるちゃんも無事に確定申告をすませましたが
 その前に、ネットで申告書を作成するときに
 いろいろと学ぶこともありました。

 税金はできるだけ少なくしたい!
 というのは庶民としての心情です(笑)

 ただ、それを脱法行為で行うのはただの怠慢。
 同じく税金を少なくするのであれば
 ちゃんと少しの手間を惜しまないという心が
 大事なんですね。

 まるるちゃんは、もともと子供の頃に
 親に教え込まれたせいか、小遣い帳を昔からつけていました。

 なので、今も会社の帳簿をつけるのに
 それほどの苦痛を感じないのは幸いです。

 あとは、売上を上げる算段をしないと(笑)

国税調査官は見た「なぜ、あの社長の会社は儲かるのか」
国税調査官は見た「なぜ、あの社長の会社は儲かるのか」

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