国税調査官は見た「なぜ、あの社長の会社は儲かるのか」 [by 大村 大次郎 (著)
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国税調査官は見た「なぜ、あの社長の会社は儲かるのか」 大村 大次郎 グラフ社 2007-02 posted at 2007/03/23 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『国税の立場から見ると・・・』
どういう風に判断している?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『社長の条件』 『経理』
『社長のサイフ』 『初めての税務調査』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『反面教師にすることは?』
こういうことはやめよう
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『脱税は無精者』
▼『社長のサイフは要注意』
▼『初めての税務調査が分岐点』
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▼『脱税は無精者』
元国税の調査官の立場から見て
「脱税をするような社長は無精者だ」と著者はおっしゃいます。
なぜか???
これは、脱税と節税の違いからくるものです。
脱税は、法律に違反して税金を逃れること。
節税は、法律を満たす状態で健全に税金を少なくすること。
これ、どっちが楽だと思います?
そうです「脱税」の方が「節税」よりも手間がかからないのです。
「節税」をするためには、法律を調べて
その法律に則る形でいろんな準備や手間が必要な場合が
あります。
その手間を惜しんで、「脱税」に走ってしまうので
無精者なんですね。
たとえば。。。決算期間近になって
急に外注費が増える。
または現金を使った支払いがなぜかごろごろとでてくる。
怪しいのですよ(笑)
浮気をした人が、急に挙動不審になるように(爆)
伸びる会社と沈む会社の違いもここにあるのではないかと
本著に述べられています。
つまり、ちゃんと準備して「節税」できるかいしゃと
その手間さえも惜しむ会社。
会社の組織のメンタリティとして
ビジネスに取り組む姿勢と同じではないでしょうか?
稼ぐだけ稼いで、節税する時間もないから
ちゃんと納税するというのならばましですが
そこで脱税しちゃうようではイカン!ということですね。
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▼『社長のサイフは要注意』
ギクっとしました?(^^;;)
これは・・社長のサイフが盗まれるかどうかを
心配しなさいということは・・・
もちろんありません。
会社のサイフと社長のサイフが一緒になっていないか?
このあたりをちゃんと注意しなさいということです。
なぜか・・・
例えば借り入れ。
社長からの借り入れが会社にある場合。
本来なら、会社という法人として借りるべきお金を
社長がもしかしているのであれば、それは
会社が「公的に借入するだけの信用」がないということですね。
社長が消費者金融からお金を借りて
それを会社に貸し付けているとしたら、かなり絶望的です(^^;;)
逆に「貸し付け」。
社長に対して会社から貸し付けがあるなどというのは
言語道断。
社長が公私をうやむやにしている象徴みたいなものですからね。
税務署からすると、そういう会社はねらい目みたいです。
叩けばホコリがでてくるからなんでしょうね。
怖い怖い(笑)
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▼『初めての税務調査が分岐点』
さて、会社を設立したばかりの頃には
当然ながら税務署様はやってきません。
これは会社によって全然違うのですが
おおむね設立後数年たってから調査がくることが
多いそうです。
この、税務調査があったときが
その会社にとってこれから伸びていくか沈んでいくかの
分岐点であると言います。
というのは・・・・
一般的に創業直後の会社にとって
一番大事なことは何か?といえば・・・
売上をあげて、利益を獲得する
これに尽きますよね?
会社が存続しないことには
何があっても意味がないですから。
ですから、逆に大目的に直接関係しないこと
例えば社内のチェック体制の整備などは
どうしても遅れがちになります。
それが、税務調査が入るといろいろと
税務面からですが、指摘されることによって
自社の立ち後れている面が明確になるのです。
そして、一般的にはある程度(もしかしたら結構な)
追徴が発生します。
それに対して、体制を立て直せるかどうかが
伸びていく会社かどうかの分かれ目になるんですね。
次回の税務調査でも同じようなことを指摘されるようでは
・・・先行きがあやしいです(^^;;)
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『チェックされたことはすぐに直せるようにする』
そのエネルギーもパワーになる
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
ちょうど確定申告の時期で
税に対する関心も高くなる頃ですね。
まるるちゃんも無事に確定申告をすませましたが
その前に、ネットで申告書を作成するときに
いろいろと学ぶこともありました。
税金はできるだけ少なくしたい!
というのは庶民としての心情です(笑)
ただ、それを脱法行為で行うのはただの怠慢。
同じく税金を少なくするのであれば
ちゃんと少しの手間を惜しまないという心が
大事なんですね。
まるるちゃんは、もともと子供の頃に
親に教え込まれたせいか、小遣い帳を昔からつけていました。
なので、今も会社の帳簿をつけるのに
それほどの苦痛を感じないのは幸いです。
あとは、売上を上げる算段をしないと(笑)
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