自分の会社をつくるということ [by 経沢 香保子 (著) ]
自分の会社をつくるということ 経沢 香保子 ダイヤモンド社 2005-06-24 posted at 2006/11/14 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『自分の会社から何が生まれる?』
新米経営者として考える
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☆気になったキーワード
『自分サイズ』 『顧客を創造』
『希少性』 『会社を知ってもらう』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『起業直後はどうするのがいい?』
何を目指していくのか
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『5つのステージ:社会に必要な存在になる』
▼『継続的に売上を上げる仕組み』
▼『会社を知ってもらう』
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▼『5つのステージ:社会に必要な存在になる』
経沢さんは女性の立場として
「リスクを最小限にしたい=経営を安定化させたい」
という考えを代弁されています。
が、男性でも「経営を安定化させたい」とは思っていると
思うんですよね(笑)
ただ、「大きくしたい」「がつんといきたい」という
誘惑に負けるのは男性の方が女性よりも多いとは思いますが(笑)
そんなときに、5つのステージを経ていけば
いいのではないか?ということを提唱されています。
その5つとは
1.事業ドメインの明確化
2.事業として確立
3.リスクを分散し、顧客を創造し続ける
4.組織を構築
5.社会に必要な存在となる
それぞれの詳細は本著を見ていただきたいのですが
最後のステージ「社会に必要な存在となる」というところが
とっても大事だとまるるちゃんは思いました。
自分の会社が「小さいけども社会の重要な一部分を担う」ことが
できれば、まるるちゃんの会社が必要とされていて
存在することができるのですから、何よりもうれしいことですし
存在が許される=経営が安定化するということじゃないですか?
起業したばかりであれば、当然まだまだそんな
ステージにはたどり着けていないかもしれません。
ただ、目標をこのステージに置くことができれば
何よりの喜びであると感じました。
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▼『継続的に売上を上げる仕組み』
企業が社会に存在するとき必要なこと
それは存在が続くことである。
ゴーイングコンサーンという言葉には
「企業は継続し続ける社会的責任がある」
という意味があるんだそうです。
(参考)http://allabout.co.jp/glossary/g_career/w000974.htm
継続し続けるためには、当然ですが
継続的に売上を上げる仕組みが必要です。
これを考えることがまさに社長の仕事ですよね。
では、具体的にはどんなことをイメージしないと
いけないんでしょうか?というと
この2つではないかとまるるちゃんは思いました。
・分身の育成を意識すること
・新規のお客様が「勝手に」くるような仕組みを作ること
継続的に続けていくためにはやはり自分一人の力では
限界を感じるときがくると思います。
フルパワーを発揮することは一瞬であれば可能ですが
常に続けることは出来ませんし、
社長だって人間、体調の波も当然ありますからね。
ということは、自分のやっていることを代行してもらえる
分身とも言える人を何とかして育成していかないといけないわけです。
じゃないと、いつまでたっても「自分がいないと何も出来ない」
ということになりますからね。
が、育成の分身は難しいです(笑)
まず「おお!」と思える人に出会うまでが大変ですからね。
まるるちゃんの場合には恵まれていて、そのあたりを
クリアしていますが♪
で、もう一つの「仕組み」。
これも、小さな企業では営業に割くことができるパワーがなかなか
ないのと、社長の営業力がほぼすべてを決めることになるからこそ
「勝手にくる」仕組み作りの必要性がでてくるんです。
さきほども書いたように「社長一人のパワーは有限」
だからこそですね。
エンジニア出身の方に多いように、まるるちゃんも
売り込み系の営業は得意ではありません。
自分が売り込みをしたくないからこそ
「仕組み」として、口コミが広がる方法を
いろいろ考えよう!という動機が湧いたことを思い出します(笑)
快感を追求し、苦痛を避けるという人間の本能なんでしょう(爆)
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▼『会社を知ってもらう』
自分の会社のことを前もって知って貰っているかどうかで
営業のやりやすさというのは全然違うと言います。
実際、まるるちゃんも、サラリーマンだった頃は
所属している会社名を話すと、ほぼ100%の確率で
わかって貰えましたが、今は自分の会社名を言っても
「???」です(笑)
経沢さんが、リクルートに在籍していた頃と
起業してから飛び込み営業をしたときの大きな差は
会社名を知って貰っているかどうかで
門前払いされるかどうかが全然違ったと言います。
では、社名を浸透させるためにはどうするか?
というと、信頼のあるものに薦めてもらう
もしくは取り上げて貰うのが早道なんです。
そう、「マスコミ」という信用力の上に
乗っかる形で自分たちの露出を高めていくということですね。
人は、知らないものに対してはまず身構えます。
ところが、知っている人・信頼しているものからの
口添え・紹介があると、その抵抗感はかなり低減されません?
その信用度としてのマスコミになるんですね。
でも、一方的に利用しよう!と思っているとダメです。
マスコミ側が何を考えているか?ということを
捕らえないといけないんですね。
そう「ニュースになるような」「記事にしたいと思う」
ことを提供できるか?ということです。
この点が、まるるちゃんはまだなかなか出来ていません。
どうしても、他にありそうなネタが多くなってしまっていて・・
頭をひねって、ここのところを強化していきたいですね!
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『社会に必要な存在を目指す』
小さいけど社会の重要な一部分になれることを
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
社会において「他の会社でもいいよ」と思われる存在だと
淘汰される可能性がありますが
「重要な一部分」になることができれば
その会社をつぶすことは社会にとって、「痛み」を
伴うことになりますから、簡単には潰れません。
いかにして、その地位を確立できるかということを
常に頭に入れておかないといけないな~と
思ったところです。
これって、社会における会社の存在だけではなく
チームや組織における「個人」の存在でも
同じ事ではないでしょうか?
自分の果たしている役割が重要であれば
そのチームにおいて必要不可欠な存在になれますよね?
規模が小規模なチームになるほど
各個人の果たす必要のある役割とその重要性は
大きくなります。
だって、大企業では「窓際族」と言われる人たちがいますが
零細企業にはそんな人いないですよね?(笑)
つまり、働かない人を雇っておくだけの
余裕があるかどうかというところに尽きると思うのです。
学生の頃に、バイトで某○TTに行ったことがありますが
そこでいつも新聞を読んでばかりのおじさんをみて
「この人はいったい何をやっているんだろう??」
と不思議に思ったことを思い出しました♪
サラリーマンをしていたときも、常に廊下を
歩き回っているおじさんが何人もいたことを(笑)
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