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プロの論理力!―トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術 [by 荒井 裕樹 (著)]

2005-11-10
プロの論理力!―トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術 プロの論理力!―トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術
荒井 裕樹

祥伝社 2005-09
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posted at 2006/01/05

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『論理力って?』

   エンジニアとしては磨いているつもりですが(笑)
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『武器』   『習慣術』

 『前例の打破』   『ゴールが大事』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『交渉力・論理力を高めるには?』
                              
   自分のやりたいことを達成するためには必須の条件です。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『コントロール-区別する』
 ▼『』
 ▼『鳥瞰図-ゴール設定する』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『コントロール-区別する』
  一番簡単なのは、全部のことが自分の思い通りになることです。

  そうしたら、交渉力も論理力も必要ないですよね?

  だって、思い通りなのですから(笑)

  でも、現代社会でそんなことはありえません。
  絶対権力を持つ「王様」はいませんし、中世時代でも
  国王は国内で権力を持っていたとしても「外交」においては
  その権力は通用しなかったのです。

  では、どうするといいんでしょう?

  それは、まず最初に【区別】をすることなんです。

        何を??

  それは
    ・自分がコントロールできること
    ・自分がコントロールできないこと
  の2つ。

  できないことを無理になんとかしようとしても
  コントロールできないのですから、無理をすると
  破綻します。

  ですから、やるべきことは【区別】をしたうえで
  コントロールできることに全力で集中的に注力すること。

  ここに論理力を集中するのです。

  まるるちゃんの場合を考えてみました。

  【エンビジ】を書いていると・・
    ・「掲載している文章」のレベル維持は、まるるちゃんの
     コントロール可能な内容です。

    ・読んでくださっている読者数は、まるるちゃんが
     コントロールできない面もあります。

    ・同じような内容のライバルメルマガが登場する可能性は
     まったくコントロールできません(笑)

  ですから、集中するべきなのは、【エンビジ】に掲載する
  内容!ですね。

  そして、【エンビジ】を力強い媒体にするためには
  【エンビジ】の知名度を上げていく。ここに関しては
  まるるちゃんのコートロールが及ぼせる!と思います♪

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『』
  

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『鳥瞰図-ゴール設定する』
  では、次にするべきことはなんでしょうか?

  それは「全体像を把握すること」です。

  これは「鳥瞰図」をつくることになります。
  読んで字のごとくですが、鳥が空高くから地上を眺めるように
  大局を大きく捕らえるということです。

  これをすると何ができるか?というと
    情報収集をして【正確な状況の把握】
  ができるようになります。

  するとあと一つ必要なのは、その現在から
  どこの【ゴール】に向かっていくか?のゴール設定ですよね?

  いくら現状がわかっていても、ゴールが見えてないと
  足踏みして、とまっているだけになります。

  ゴールがみえてみても足元が見えていないと
  落とし穴に落っこちてしまいます。

  
  例えば、示談交渉。

  現状設定としてしなくてはいけないのが
  「どんな事実があったのか?」ということですね。
  これが違うと、どんなにがんばっても結果をひっくり返されるときが
  あります。

  そして「ゴール設定」としては「最終的な解決はお金の問題」
  であることを、クライアントに納得してもらうことだ!と荒井さん
  はおっしゃいます。

  犯罪・民事上の被害にあったとしても、何もなかったかのように
  元に戻すことは残念ながらできないことがほとんどです。

  ですから、あらかじめクライアントにその旨を納得していただいてから
  初めて、お金の問題がゴールである!と設定できるのです。

  そうでなければ、別のことをゴールとして目指さないと
  いけなくなりますから。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『ゴール設定を確実にする』
                              
   現状とゴールが確固たるものであるからこそ
  論理というレンガを積み上げられる
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 エンジニアと弁護士の「論理」というものはある意味違ったものだ
 と思いました。

 エンジニアの場合、裏には「自然が決めている定理」というものの
 存在が暗黙のうちにみんなが共有していて
 それを発見したり、どうやって自分にとってうまく取り込んでいくか?
 というところに【論理】がある気がします。

 逆に、弁護士の場合には、【論理】のもととなるバックボーンは
 自らが決めるというスタンスではないか?と思うのです。

 これが悪いというのでは全然ありません。
 逆に、自ら決めることができる!ということは
 よりクリエイティブになれるということかなと思うのです。

 ですから、より「個人の力」というものを鍛える必要が
 あると思います。

 「自然界の定理」というバックボーンの支えがない分
 【論理】に深みを持たせることができるのは、
 自ら持っている力量(調査能力も含みます)だけですからね。

 まるるちゃんもエンジニアだけではなくありたい
 と思って【エンビジ】を書いているわけですから
 もっと個人の力量を磨きたいと思います♪

プロの論理力!―トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術
プロの論理力!―トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術


 

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