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理系ビジネスマンが書いた ― 人生をプロジェクトマネジメントしよう![by 泉 通博]

2005-02-25
理系ビジネスマンが書いた ― 人生をプロジェクトマネジメントしよう!
泉 通博
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2005/01/20)
売り上げランキング: 6,901
在庫切れ

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『人生をプロジェクトとして捉えられる?』       
┃                            
┃  最も大きなプロジェクトになりますね         
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『コンパス』   『逆三角形』

 『智恵』     『生と死』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『人生をマネジメントするには?』           
┃                            
┃  行き当たりばったりえやるよりもいい人生が送れそう  
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
 ▼『目的を明確に-幸福って何?』

  これまで何度か書いてきましたが、力を最大限に発揮するのは
  「目的を明確にしたとき」です。

  必要な力を正しい方向に注げますよね。

  ところで、「幸福」って何だろう?って考えたことありますか?

  泉さんの定義では「困難を乗り越えたそのとき」が幸福な瞬間
  ということ。

  確かに、困難な仕事をやり遂げたときの、感動はまさに
  幸福の時ですよね。

  でも、困難には2つの困難があります。「良性」「悪性」の2つ。

  後者は、やるべきことをやらなかったとき。例えば先送りに
  してしまったときにその後始末のための困難。

  でも良性の方は「自らの意思で挑戦」した困難です。
  これをやり遂げたときこそが真の幸福ですよね。

 
  そのためには、挑戦するべき「目的」を明確にしなくては
  困難を乗り越えることができません。
  
  プロジェクトの基本=目的を明確にするところから
  スタートしましょう。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『行動する-失敗の質を高めよう』

  目的を明確にしたら次にやるべきなのは行動です。
  動かなくては何にも改善しませんよね。

  で、行動すると全部がうまくいくことは絶対にありません。
  
  必ずなんらかの失敗がでてきますよね。

  この失敗を失敗のままほっておくのではなく次に生かすように
  しましょう。

  そのためには「失敗の質」を高めないと、得られるものがないですよね。

  まず大事なのは「高い目標からしか高い失敗の質は得られないこと」
  目標が高いからこそ、その失敗にはいろいろなエッセンスが
  詰まっているのです。

  そして次に大事なのは「リスクを管理」すること。

  「早く気づく」ことがポイントです。
  そのためには、「チェックポイント」を必ず設定すること。

  泉さんは、競技オリエンテーリングの選手だったご経験から
  チェックポイントの大事さを熟知されています。

  例は実際の本に譲るとして、やらねばならないのは
   ・仮説を立てる-「こっちの方向であってる?」
        ⇒間違っていたら軌道修正
   ・原因の追究-「何で失敗した?」
        ⇒わかればそれをつぶす
  という方法。

  一言で言えば「最も早い行動が、もっともリスクを小さくする」
  のです。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『実践する-知識を智恵に変えよう』
  目的を持つという思考法、行動するときの基本を押さえた後は
  実践あるのみですね。

  では、実践するとどういういいことがあるでしょうか?

  これは、「エンビジ」でまるるちゃんが何度も書いてきた 
  アウトプットの大事さ!とシンクロする話です。

  得た知識を、まず「書く」ことで自分の智恵とします。
  頭で漠然と捕らえているよりも、
  自分の文字として示した方が整理されるというのは、
  「図解」の大事さとして言われていますよね。

  そして、自分の「智恵」を、周りの人に話すんです!

  話す=発信するということによって、それに対する反応を
  得ることができます。

  反応を得るということは=様々な視点からの意見を得ることが
  できるじゃないですか。

  ということは、自分の「智恵」をさらに磨きをかけることが
  できるということ。

  だからこそ、いつもまるるちゃんが言う
  「エンビジを発行することで一番メリットを得ているのは
  発行者のまるるちゃん自身!」というのがこの過程で説明できる
  と思いません?

  「読書」⇒「マインドマップにする」(自分の智恵に)
      ⇒「メルマガの文章にする」(智恵を磨く)
      ⇒「発行する&反応をいただく」(周りのおかげで磨ける!)

  これがマネジメントと呼んでもいいのであれば
  ちょっとはマネージャーの素質があるんでしょうか(笑)

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『目的⇒行動⇒実践のブレイクダウンをする』      
┃                            
┃   基本がしっかりしていればうまくいく        
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

 著者の泉 通博さんは、現役の理系プロジェクトマネージャー。
 
 同じ理系として、本のタイトルを知ったときに読んでみたい!
 と思っていた1冊でした。

 読んでみて「これは現場で培われた体験とノウハウが詰め込まれてる!」
 というを実感しました。

 実際にプロジェクト管理をやっていらっしゃるからこそ
 人生という大きなプロジェクトに対する取り組み方を
 示すことができるんですね。

 
 そして、びっくりしたのがなんと著者の泉さんが
 我が「エンビジ」の読者様だったこと♪
 メールをいただいて知ったときには、とてもうれしかったです~。

 > 非常に忙しいエンジニア業をされている中で、これだけのメルマガを
 > 出されているというのはものすごいことだと思います。
 
 ほめていただけるととてもうれしいです!
 
 > 「エンジニアの枠にとどまっていてはいけない」という丸山さんの心意気に
 > 共感します。
 
 この点に関して共感してくださる方は大歓迎です!
 本当にありがとうございます。

 同じエンジニアとしてこの本を取り上げましたが
 理系・文系に限らず、自分の人生をマネジメントしてみたい♪
 という方はぜひご一読を!

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  **この本の効果発揮開始はこれくらいからだ!=1年~**

    できるところから、プロジェクト化してみる!  
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理系ビジネスマンが書いた ― 人生をプロジェクトマネジメントしよう!
理系ビジネスマンが書いた ― 人生をプロジェクトマネジメントしよう!


 

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