8割捨てたら仕事は9割うまくいく [by 臼井 由妃 (著) ]
8割捨てたら仕事は9割うまくいく 臼井 由妃 朝日新聞出版 2010-07-07 posted at 2011/01/24 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『大掃除はすてるもの。』
でも新年もためこまないようにしたいよね
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『しなくてもいいこと』 『アポ取り操縦士』
『睡眠時間を捨てる者は成果を捨てる』 『パクリのプロ』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『どの8割を捨てるのか』
秀逸なキーワードだと思います
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『時間は管理するものではなく活用するもの』
▼『モノマネ・パクリのプロになろう』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『時間は管理するものではなく活用するもの』
時間管理が大事です
自己啓発の本を見るとたくさん書いてあることです。
実際、時間を管理しないといけないという意図は
人は本来だらだらとすごすのが本能ですから
「管理」をしてそのような時間をなくしましょう
という趣旨だと私は判断しているのですが
例によって問題がここで発生します。
それは手段と目的の取り違えです。
なんのために時間を管理しようとするのでしょうか?
ということを忘れてしまうんですね(^^;;)
時間を管理することで目的が達成できるのであれば
全く持って問題ありません。
でも、時間管理をする=時間の有効活用をするととらえて
たとえば何か仕事をしながら、自己啓発の音声を聞く。
でもその結果仕事がおろそかになってしまっては
目的は達成できませんよね?
自分のゴールを達成するためであれば、時間はどんどん管理してください。
ただそれは「管理」するというより
本著で臼井さんが使われている「時間を活用する」という
考え方のほうがより自然なのかなーと感じます。
だからこそ、本著の見出しタイトルとして
『時間は管理するものではなく活用するもの』が
使われていると推察する次第です。
- – – – – – – – – – – – – – – – – –
▼『モノマネ・パクリのプロになろう』
これはなんどか弊誌【エンビジ】でもふれたことがあるかと思いますが
100%オリジナルなアイデアというものは
基本的にはありません。
わたしのような凡人には(笑)
なにか引き金になるようなアイデアが複数あって
それを組み合わせることによって自分で作り出すだけです。
ということはネタ元になるアイデアをいくつ持っているか?
これが勝負の分かれ目になるわけです。
モノマネ・パクリがなぜ日本で嫌われるのか?
と考えたときに、そのパクリの結果出てくるアウトプットが
劣悪だからではないでしょうか。
劣悪なパクリはまったく意味がありません。
なぜ?
新しい「付加価値」をつけていないからです。
万有引力でおなじみのアイザック・ニュートンの言葉を聞いたことが
ありますか?
もし私がより遠くを眺めることができたとしたら、
それは巨人の肩に乗ったからである
この言葉での巨人は「人類が引き継いできた知の集積」を
擬人化したものですが、
巨人の肩に乗っているのに、巨人より小さくては意味がないですよね。
あくまで「先人の教え」をいただきながらも
そこに自分の微力でオリジナル性を付加する。
その結果があるからこその「パクリ」なのですから。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『捨てるべきものはどんどん捨てる』
もったいないと思うからたまっていく
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
以前に編集後記にご紹介させていただいた
臼井さんの本を年始に再読させていただきました。
年末に「人生がときめく片づけの魔法」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763131206/maruruchan-22/ref=nosim
を読んで、ばりばり片付けを即実践した私としては
年末年始と「捨てる」をキーワードに入っているのかもしれません。
「人生がときめく片づけの魔法」も読んでいて
「いますぐやらないと」と思わせるようなメッセージ性が
とっても伝わってくる本でした。
関連記事:
仕事術の関連記事
- 最新版 飛び込みなしで「新規顧客」がドンドン押し寄せる「展示会営業」術[by 清永健一 (著)]
- グーグル検索だけでお金持ちになる方法-貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略[by 午堂 登紀雄 (著)]
- 図解 究極の判断力を身につける インバスケット思考[by 鳥原 隆志 (著)]
- 起業1年目の教科書 [by 今井 孝 (著)]
- 「話がわかりやすい!」と言われる技術 スケッチ・トーキング [by 麻生 けんたろう (著)]
- 「苦手な人」ともラクに話せるコミュニケーション術[by 能町 光香(著) ]
- たった5秒思考のムダを捨てるだけで、仕事の9割はうまくいく[by 鳥原 隆志(著) ]
- ノーリスクで儲かる仕組みをつくる「コラボ」の教科書 [by 鳥内 浩一 (著) ]
- 社長復活 [by 板倉 雄一郎 (著)]
- エグゼクティブ秘書が教える一流の仕事術 ボスを支える20のミッション[by 能町 光香(著)]
- 一生食っていくための「士業」の営業術[by 原 尚美(著)]
- 1日5分ミニノート仕事術:仕事のゴチャゴチャが解決するシンプルな仕組み[by 山崎 城二(著)]
- なぜあの先輩MRは仕事が早くて楽しそうなのか?[by 池上 文尋(著)]
- 人見知りのための沈黙営業術[by 松橋 良紀(著)]
- 10倍ラクするスマートフォン仕事術 ~シンプルで効率的なiPhone・Androidの使い方[by こばやし ただあき (著)]
- 「聞き上手」はなぜ給料が高いのか
- 中村貞裕式 ミーハー仕事術 [by 中村貞裕 (著) ]
- 人たらしの流儀 [by 佐藤 優 (著) ]
- しつもん仕事術
- 人を動かす人柄力が3倍になるインバスケット思考 [by 鳥原 隆志 (著)]