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だから、部下がついてこない! [by 嶋津 良智 (著)]

2006-10-12
だから、部下がついてこない! だから、部下がついてこない!
嶋津 良智

日本実業出版社 2006-08-25
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posted at 2006/10/12

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『リーダーとしてのあり方は』

   小さな組織でもリーダーです(笑)
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『プラスの連鎖』   『大きな間違い』

 『疑いなさい』   『育成』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『リーダーが日常できることは?』
                              
   組織のために・メンバーのために
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『人を動かそうなんて・・・』
 ▼『わずか10%にすぎない』
 ▼『君はどう思う?』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『人を動かそうなんて・・・』
  「部下が思うとおりに動いてくれないんです!」

  な~んてぼやいている上司の方。

  そもそも「人を動かそうとする」こと自体が間違っていると
  嶋津さんはおっしゃいます。

  
  だって・・・まるるちゃんもそうですが
  人に動かされること、好きですか????

     もちろんいやですよね(笑)

  自分が納得した上じゃないと、動きたくないはずなんです。

  ということはリーダーの役目は「動いてもらうための環境作り」
  に徹しないといけません。

  「納得した上で動きたい!」と思っているのですから
  そのための環境を整えるということです。

  本著に書かれている言葉に

    目的は心の導火線

  という言葉があります。

  なるほど~言い得て妙だとまるるちゃんは思いました。

  行動を起こすためには、なんらかの目的が必要なんです。
  それも、自分自身が納得できる物が。

  リーダーはそれを手助けしてあげたいですよね。

  目的といってもなかなか簡単にはもてないかもしれません。

  
  そんなときには。。。たとえば「リアル」に感じてもらうというのは
  一つの手です。

  本著で例に挙げられていたのは、メンバーの人が「車がほしい!」
  と思っていたならば・・その夢に思っている車に
  実際に乗せてあげるのです。

  販売店に行って試乗できますよね?

  
  ハンドルを握って、、、実感を持つと
  その夢は目的としてリアルに浮かび上がってくるのです。

  そしたら・・・心の導火線に火はついたも同然ですよね?♪

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『わずか10%にすぎない』
  この数字なんだとおもいます?

  これは・・・戦略を立てたあと
  それを実際に実行する会社・組織の割合なんだそうです。

  10社に1社以外は、絵に描いた餅に終わってしまうと言う現実・・・。

  行動してこそ、意味がありますよね???

  そのためには、リーダーももちろんそうですが
  メンバーもある意識を持つことが重要です。

  それは・・・・「当事者意識」ですね。

  起こる出来事のすべてが「他人のせいだ」と思ってしまうと
  自分ががんばる意味がありませんから、結局何もしなくなります。

  逆に起こる出来事すべてが「自分に責任がある」と思えば
  例え外的要因で何か問題が発生しても
  それを回避したり、対応してよい方向に導いたりしよう!
  ということを自分たちから取り組み始めますよね。

  当事者意識を持ってもらうために、一番いいのは
  権限委譲と責任だといいます。

  ある範囲や案件についての権限をすべて任せる。

  ということは、責任もそこについていくわけですから
  必ず、なんとかしよう!という意識が芽生えてくると思います。

  昨今の事情では、「責任」だけ押しつけて
  権限を委譲しないなんて組織があるようですが(爆)

  それでは・・・・・何事もよくならないですよね。
  
  権限を委譲しない=ほとんどの場合、うまくいったら
  手柄をもっていかれますから(^^;;)

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『君はどう思う?』
  リーダーがいつも口癖にしたほうが絶対にいい言葉があるんだそうです。

  それは・・・

     【君はどう思う?】

  と言う言葉。

  
  なにか問題が発生したとしたら、すぐにアドバイスをしたくなりますか?

  でもちょっと待ってください。

  いきなり答えを与えてしまうと・・・・

  それって、相手が考えること。
  ひいては「成長するためのチャンス」をつぶしてしまうことに
  なってしまいますよね。

  リーダーという立場にいる人は大体の場合
  自分の部下、メンバーよりも業務に精通していることが多いです。
  #もちろんそうではない場合もありますが。

  すると。。。。見ていて歯がゆいかもしれません。

  「こうすればうまくやれるのに!」と。

  でも。。。そこですぐに出しゃばって教えてしまうのは。。。。
  いつまでたっても同じことを繰り返してしまいます。

  それは回り回ってリーダーの負荷が減らずに自分が
  困ってしまうんですね。

  そんな思いを直していくためには
  こんな考え方もありです。

  それは。。。。メンバーが何か失敗をしたときに
  その案件をもう一度最初から取り組むとしたらどうする?

  そんな「バーチャルプラン」をたててもらうようにするのです。

  すると、今回は失敗しないように!と努めますから 
  いろんなことに気がつくはずですよね。

  その「自分で気がついたこと」というのは
  まさに、彼(もしくは彼女)にとっての大きな財産になります。

  ただ失敗するだけで終わってしまうのは
  メンバーにとってもリーダーにとっても
  とてももったいないことです。

  もったいない星人のまるるちゃんとしては
  ぜひ再活用したいやり方ですね♪

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『バックアップすること』
                              
   自分が動くのでは究極的には駄目。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 
 ちょうど一昨日美容院に行ったのですが
 そこで、ついてくれた美容師さんがまさに今日の【エンビジ】に
 つながる話をしてくれました。

 彼は、美容院を移るにあたって後輩の育成を
 2ヶ月でしなくてはいけなかったんだそうです。

 でも、、、すべてを手取り足取り教えるのではなく
 「さ、まず(人形で)カットしてみ!」とハサミの使い方だけ
 教えてカットさせたんだそうです。

 当然ですが・・・思ったように切れませんよね。
 
 
 そこで、、発した言葉が「なぜこうなるか考えてもう一回切って」
 と言う言葉。

 何が間違っていたかを直接伝えるわけではないんですね。

 あくまで、自分が繰り返しやることで
 間違えに「気がついて」もらうための助けをするだけなんです。

 じゃないと。。。。自分の力にならないのはもちろんですが
 今後、教えてくれる人がいなくなってしまったら
 彼(もしくは彼女)は・・・何にもできなくなって
 おたおたするだけ。

 あくまで、「魚」を与えるのではなく
 「魚を釣る方法=たとえば竿」を教えてあげないと
 いけないってことです!

 う~ん、いろんなところで勉強になります♪

だから、部下がついてこない!
だから、部下がついてこない!


 

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